the globe

cutting the moment on the globe

omission

ものごとは決断の積み重ねで動いていく。現状を変えたいと思っても、その勇気が持てないことはよくある。そんなとき、われわれは『決断ができなかった』という言葉を使うが、この日本語の表現は正しくはない。実際には何もしないことを選択しているからだ。不作為によって現状を受け入れることを決断している。

そして、そう理解してはじめて動くことのリスクと動かないことのリスクを同等に見ることができる。たとえば会社を辞める。いったん無職になることは大きなリスクに見える。でも、このまま同じ場所で働き続けて行くリスクをきちんと見ているだろうか。きっと辞めなくても同じレベルのリスクはつきまとう。だから辞めることをそんなに大きな決断だと考える必要はない。辞めようが続けようが、どちらも大きな決断なのだから。

もし働き続けることに疑問があるのならとりあえず辞めてみるのも選択肢だと思う。不作為=安定ではない。そのことを忘れてはいけない。

words from altitude of 33,000 feet

31st. May. 2017

JL095 Tokyo-Seoul